明けましておめでとうございます。

昨年も多くの方々との出逢いがあり、応援をいただき心より感謝申し上げます。

昨年末は政府のIWC脱退という発表で、今年は、いろんな意味で捕鯨問題を取り扱った「Behind THE COVE」にも影響が出てきそうです。
緊張感が高まる中、欧米での捕鯨に対しネガティブな報道に対して、きちんと伝えればわかる、不穏にならないことを願っております。

昨年を振り返りますと、前半はロンドン、東京、ニューヨーク、ロサンゼルスで開催されました映画祭にお招き頂き、拙作「Behind THE COVE」が広く多くの映画祭で評価してくだり、特に、反捕鯨国の総本山でありロンドンでの映画祭では、反捕鯨思想の審査員から「ベスト監督賞」、野生動物映画祭においては、初めて（野生動物を保護のみだった）自然資源を有効に活かそうとする立ち位置の映画である『ビハインド・ザ・コーヴ』が「新しい視点」の賞を受賞、など前例なき事が立て続けて起こりました。

また、昨年後半においては、IWC国際捕鯨員会が行われたブラジルでの上映会を紆余曲折を乗り越え開催実施でき、ブラジルの国営TV放送と最大手雑誌にポジティブなコメントを発信されたことを後に知りました。

IWC会議においては、日本に訴訟を起こしたオーストラリアやニュージーランドなど国の代表団に個別インタビューに成功、Yahoo!さんから配信し実態をお伝えすることができました。
これらのことが実現できたのも、周囲や現地の方々の多大なお力添えあって出来た事ばかりです。

今年も皆様に少しでも情報のお役に立てるような映像を発信していきたいと思います。
平穏で幸多き年になりますよう祈念しております。

八木景子