NEWS 最新情報

2018.09.25

【コロンビアの放送:NTN24】

ブラジルへ発つ直前、「Behind THE COVEを観た。」と取材の問合せをいくつか大手海外メディアから受けていました。
映画を発表してから3年、「えっ、このタイミングで!?」と少々驚く同時に、「CNNが”Behind THE COVE”を観てくれていたんだ〜」と、確証が取れました。

映画の中でプロパガンダやフェイクニュースを批判し、特に反捕鯨のPRセクション的なCNNを批判しているのですが、ど真ん中CNNからの取材依頼は初めてでした。

私の都合で今回CNNは受けられなかったのですが、海外メディアや反捕鯨団体の関心だけでなく、もっと一般へもギャップを埋めるごとく伝えないと感じた一件でもありました。

ちなみに、IWC総会ではオーストラリアやニュージーランドなどの国代表に「Behind THE COVE」のDVDをプレゼントしてきました!!!

En CLÍ-MAX: Hablan defensores de caza de ballenas en Japón

<主なやり取り概要>
質問1)
なぜ日本はいわゆる科学的調査の捕鯨を主張しているのか?
多くの人にとって、これは世間の注意を鯨肉のマーケティングからそらす方法に見えます。

八木)
 →商業捕鯨を日本はしたいが、科学とは別のところ、感情論で反対されている。
調査捕鯨から商業捕鯨に転じれば、「調査捕鯨は商業捕鯨の隠れ蓑」と批判されてることはない。

質問2)
しかし、日本のような国ではなぜクジラが重要なのですか? なぜIWCは、毎年の捕鯨を無差別に止めるためにより現代的な措置を取ることができないのか、あるいはしたくないのですか?

八木)
→日本は海に囲まれた国で昔から鯨も魚と同様に海のものとして食してきた。また、鯨資源が少ないならば、捕獲するべきではないが、日本が捕獲している鯨は生態系を崩す程、豊富にいる種のものだ。
3/4の海洋資源を多くの国で共有していくべきで、家畜過多によって森林伐採による環境汚染の方が深刻だ。
さらには、宗教と食べ物を密接な関係がある。尊重ないから戦争が起きているのではないか。

質問3)
捕鯨などこれらの習慣の結果として、クジラのような種は、絶滅の道に歩みつつあると思いますか?

八木)
→絶滅していない。これはメディアによって間違った情報だ。
鯨は種類によって4%ずつ増えている種もある。日本が捕獲しているのは、南極に50万頭以上もいるクロミンク鯨で、たったの333頭捕獲しても増加し続けている。むしろ、この種を捕獲しなければ魚資源を多く失われるだけでなく、今、増やしたいと思われている一番大きな鯨種である、シロナガス鯨の捕食も同様なため、増えるのを妨げていることにもなっていることにもなる。

←NEWS 最新情報 一覧へ戻る

←トップページへ戻る