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2018.01.03

【インドの人気雑誌に掲載されました!】

インドの映画祭でのインタビュー記事が新年号で掲載さました。
主な概要は以下の通り。

Q)モチベーションは何か?

A) なぜ、鯨ばかりがターゲットにされるのだろうか、と素朴な疑問が長年あった。調べて行くうちに日本の黙っている姿勢が仇となり、国際会議の場でスケープゴートにされていることが多くあることを知り憤りが募ったからだった。[戦勝国で構成されている国連が機能していないこと]、[絶滅危惧種関係ない動物がワシントン条約で規制され、地球の平和の事よりも国益優先が乱立していること]に一石を投じたかった。

Q) この問題の難しいところは何か?

A) 反捕鯨団体から嫌がらせなどの攻撃を受ける覚悟と資金の問題。また、企業も反捕鯨団体が怖く、スポンサーがつきにくいこと。

Q) 印象に残っている事は何か?

A) 日本人も西洋人も『戦争認識』や『人種差別』『宗教』についての関係性を話していた事。これは単なる捕鯨問題ではなく、現在起きている多くの問題を含んでいると感じたこと。

Q)「ザ・コーヴ」の中で捕鯨を悪者扱いやドラマ仕立てにしていると思うのは何か?

A) 田舎町で漁をしているのを、あたかもヤクザが『密猟』をしているようにスリリングに隠し撮りをしたり、モノクロで編集をしているところ。

Q) 映画製作で女性であることが影響したと思う事は何か?

A) 南氷洋も国際会議も男性がメイン。どうしても争い勝ちになってしまうけれど、女でアマチュアということで争いにならなかったと思う。

Q) 活動家が映画を通して活動することをどう思うか?

A) 動画はデモ行進や文書の署名活動より人々に訴えかける力が強いのを反捕鯨団体は理解している。 表現の自由なので止める事は出来ないけれど、日本もサイレントマジョリティから脱して声を出した方が良いと思う。それも、1回やったから良い、ではなく彼らの継続的な活動に勝るように[ボリューム]と[継続性]が必要だと思う。

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