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2017.01.09
【女性監督に注目したアメリカの映画批評サイト】
BEHIND "THE COVE"-THE QUIET JAPANESE SPEAK OUT -The Hot Pink PenThe Hot Pink Pen
凄く良くレビューが書かれていて驚きました。
「ザ・コーヴ」に対してジャーナリストの方が憤りを感じている気がします。
そして、ちょっとネタバレに近い程、丁寧に映画を観てくれています。
<概要>
「ビハインド・ザ・コーヴ」は以前、アカデミー賞を受賞した「ザ・コーヴ」への返答映画だ。八木は歴史的背景や一方的だった「ザ・コーヴ」について説明している。
何世紀にも渡って捕鯨を日本がしてきたことを描き、油や食肉として使用される以外に骨などは多様なものに使われていることを示している。
鯨の使い方に無駄がないことだけを示しているのではなく無駄な使い方をした西洋人によって継続的な捕鯨が壊されたことも伝えている。
また、捕鯨が日本において戦後、飢餓から救った背景や日本におけるタンパク源の70%が鯨からだったこと、子供達の学校の人気食であった、などが描かれている。
そして、彼らは鯨に感謝し墓なども作っている。
「ザ・コーヴ」でドラマチックに太地の人々を悪魔に仕立てて描かれ、「ザ・コーヴ」が公開された後、多くのジャーナリスト達や反捕鯨家達が押し寄せてきたが、八木にとって初めての映画にも関わらず太地の文化をパワフルに説明している。
常にどんなドキュメンタリー映画にも両サイドの話があるが、「ザ・コーヴ」は太地の人々の文化に対して武器として使われてきた。八木は違うサイドの話を世界にみせようとしている。