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2016.12.25

【長崎での上映会報告】

九州初上陸上映!でした。
捕鯨基地を中心に上映を進めて行きたいと思っていましたが、なかなか劇場のスケジュールが合わなかったり、熊本で震災があったりなど九州で上映を見合わせている状況でした。しかし、このたび、長崎で私と同世代のガソリンスタントを経営されている藤岡社長の音頭の元、自主会を実現されました。
藤岡社長(写真の左上)からお手紙で「映画を作ったことがない同世代の女性が一人で反証映画を作り上げたことを知り感銘を受け、長崎に住む者として何かできることないか」というものでした。
藤岡社長を中心にお仲間が上映会に至るまで、串本町に続き、上映会準備に皆さんの熱い気持ちに頭が下がる思いで胸を打たれました。行政から言われた訳でもなく、個人のメリットでもなく普段は仕事で第一線を走り忙しくされているなか、なかなか自ら立ち上がることは並大抵のことではなかったと思っています。上映会の会場には、鯨食研究家でもある長崎くじら食文化を守る会会長の川島先生や鯨の卸業者で有名な日野商店の日野店長と貴重な対談をさせていただきました。(うっかり写真を撮り忘れました。)
現在、全国で一番の鯨の消費量を誇る長崎ですら、一人当たり年間たったの200g以下。ステーキ1枚1回食べたら終わりの消費量になってしまっています。
2年前に私が長崎に訪れたのは、「鯨食文化を守る会のフォーラム」でした。「鯨食の色んなメニューを紹介したい」と日本鯨類研究所で相談したところ長崎のフォーラムを紹介され遠く長崎まで出向いたのですが、どなたかが「怪しい女だから気をつけろ」と一報入れたらしく食事会には参加できず、ホテル前のたこ焼きを食べて、皆さんが出て来るのを待っていました。
こういった形で再び、長崎に訪れるとは夢にも思ってませんでした。
今回の上映会後には、2年前に行ってみようと思っていた軍艦島が昨年、世界遺産に登録された関係で気軽に乗船できないようになってしまいましたが、皆さんのご協力で何とか行く事が出来ました。
う〜む。師走だというのに温かい気持ちに恵まれ感謝しきりです

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