NEWS 最新情報

2016.12.25

【和歌山県・串本での上映会報告】

和歌山県串本町は、以外に知られていませんが、実は黒船ペリーが日本にやって来る62年前に一番最初にアメリカ人が日本を訪れた町でもあるのです。
串本は元々捕鯨が盛んな土地で跡地が沢山あり、また日本でも有数のとても珍しく大きな岩がボコボコある絶景の海岸です。
映画「ビハインド・ザ・コーヴ」を撮影中の2014年、福竜丸の事故(串本で建造された漁船が水爆)の件を展示をしていた串本町に太地町から足を伸ばして訪ねたことがキッカケで今回の上映に至りました。

福竜丸の事故について熱心に話をしてくださった語りべの仲江さんは、撮影当時から私に何の疑いもなく映画が出来たら上映したい、と言ってくださっていました。
和歌山県の劇場はシネコンが主で単館劇場がなく、上映できない状況で私も困っていました。
双方の意向が一致し今回の上映に至ったことに感慨深いものがあります。
あれから2年、今回のアメリカ上映から帰国後直後でしたが、アメリカ人が一番最初に上陸した串本で上映できたこと、無性に温泉に入りたい!という気持ちが強かったので温泉に入れた事、信じてくださった仲江さんとの約束が果たせたこと、また、この上映会に至るまで多くの方が協力してくださったことに深く感謝申し上げます。

←NEWS 最新情報 一覧へ戻る

←トップページへ戻る