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2016.01.07

【小泉武夫先生と対談】(八木投稿)

TV、ラジオ、日本経済新聞への連載の他、全国のいくつも大学で教壇に立たれ大忙しの農学博士の小泉武夫先生。

現在、劇場公開に向けて急ピッチで「ビハインド・ザ・コーヴ」のパンフレットを作っているのだけれど、小泉先生は私の映画製作の事情を知り、年始早々に対談に応じてくださった。

一番最初にお会いしたのは長崎で行われた「クジラ食文化を守る会」だった。小泉先生はその会の会長さんで、私が受付で入場を拒まれているのを知り「私に最初に話してくれれば良かったのに」と優しい声を掛けてくださった。

小泉先生の著書「鯨は国を助く」(小学館)の中で、「ある文化を一度失ったら、再びそれを取り戻すことは不可能であることは過去の多くの事例から明らか」と書かれているが、全く同感だ。

私は撮影時に思っていたことは、ロウソクの灯が一度消えたら火を起こすのが大変だけれども、細々とでも火が残っていれば大きな炎にでも出来る。今もそう信じている。

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